やっぱりこちらも熱い夏。(前編)

たぶんきっと今年の春くらい。
クラブから帰宅した中2がゆうのです。

「かーちゃん!!
 コンクールの曲決まったで!!」
「なんて曲??」
「えっとな・・科がつくねん・・
 内科とか外科とかの科」。

「一文字で分かるかい!!」
高3とツッこむ。

「えっとな・・
 読めへんねん・・・」
「ちゃんと先生に聞いてきなさい・・」。

早く頭脳も人間になってくらさいよ・・。

翌日ちゃんと曲名を聞いたけど、
miyanさんも高3も「知らんわー」。

YouTubeで探して聴いてみる。

なんじゃこれ・・
むっずい曲やなぁ・・
何がなんだか分からんぞ・・

中学生やねんから
もっと理解しやすい曲選べばええのに顧問もさぁ・・。

ちょっとして
「Aに出れるかのオーディションがあんねん!!
 譜面分からへんねん!!
 ヤバイねん教えて!!」。

中2がmiyanさんの楽器を出して練習体勢に入り、
miyanさんも譜面を読む。

予想した通り「なんじゃこれ!?」な譜面。

「んー・・
 どこが分からんのや??」
「全体分からんのやけど・・
 とりあオーディションはココ吹けゆわれてるしココ!!」。

ちょっと待て・・
かーちゃんに時間をくれ・・

音源を聴いてなんとか理解して、

「ちゃう!!
 これ付点付いてるやろ短い!!」
「ここ三連やぞ三連!!
 もっかい!!」。

2時間くらい指導したかな。
「アンタ大丈夫なんかいな・・」」
「あんま大丈夫ちゃうなぁアハハ♪」。

まぁええやないのBでも。
AもBもコンクールはコンクール。
どっちでも頑張ればええのよ。

中2の中学は
高3が中1の時からB組にも出るようになりました。

A組とゆうのは、
府大会で代表を獲れば関西大会へ、
そこでも代表を獲れば全国大会にも行ける、
大編成で構成されたバンドで出場するものです。
B組とゆうのは府大会で終わり。

なんとなく定義的には
A組→出ても恥ずかしくない演奏力を持つ→2・3年生で構成
B組→A組に出るにはちょっと・・→楽器始めたばっかの1年生が主に出場
分かりやすくゆうとこんな感じかな。
(一人が両方に出ることはできません)

部員数が多いとこはAとBとで出てるとこ多いかな。
1年生もコンクールの舞台を踏んでおいて来年のAに備えるみたいな。

そやけどさっきもゆうたけど、
AもBもコンクールはコンクール。

B。
高3が初めて出たときからずっと銀賞。
今年こそ初金を獲れ!!

miyanさんは中2がどっちに出るようになっても
全力で応援するって決めてたんだ。

オーディション。
高3の在籍中にはこんなことなかったのよ。
普通に2・3年全員で出ても規約の人数を超えなかったから。
全ては今年の3年が40名近くいるとゆう理由なのね。

手が足りないから自動的にAに出ることになった2年生パーカッション。
それ以外の足りない出場者数名を決めるのに
2年生がオーディションを受けました。

2年生ホルンは2人います。
うちの中2とみほちゃん。

miyanさんの指導の成果もあってか??
中2がA組メンバーに選ばれました。

「やっぱ出るからにはA組で吹きたいやん!!」
とかゆうてた中2、
とても嬉しそうでした。

でも日が経つにつれ、
中2がふさぎ込んでいきました。

「しんどいツラいクラブ行きたくない・・」。
「めっちゃうなたんばっかり怒られるねん・・」

仲良しのみほちゃんともなんか壁ができてしまった。
AとBはスケジュールが違うし、
Aに出る2年生とはあまり仲良くない。
常にぼっち。

それを見た3年生が「うなぼんおいでー」ってゆうてくれるけど
うなたん一緒にいたくないねん・・。

頭痛やなんとか痛で起き上がれず休むことも多かった。
きっとアレヤコレヤが症状を重くしたんじゃないかと思うんだな。

なんでやねん!!
うな入ってホルン4人やん!!
みほちゃん入れて5人でもかまへんやん!!
ホルン5人普通やん!!

怒ってはみても・・
そりゃ顧問も悩んで決めたことやろしな・・。
Bのホルンにも2年生を入れときたかったんやろしな・・。

家族全員で何度話し合ったか分からんよ。
顧問のことをよー分かってる高3はゆうのよ、
「怒られるんは望みがあるからやで!!」。

「でも・・
 みんなの前でうなたん一人ごっつ怒られるんやで・・」。

「そんなんしゃーないやん!!
 うなぼん2年やねんから!!」。

「そんなんこうなったらもう関係ないやん・・」。

泣くんだよ。
Bがよかった・・って。

11年連続金賞、
4回目の関西大会出場を目指し、
土日の休みもなく朝から晩まで日々キリキリ練習してるAよりも、
比較的ゆっくりなペースで練習して、
仲良しの友達いっぱいのBにいたかった・・って。

でも、
泣いてもどんなにツラくても、
この時期にBに行かせてくれとか辞めるとか許されへんこと。
それは中2が一番よく分かってること。

miyanさんもとーちゃんも
ほんまにしんどいんやったら辞めたらええって思うし、
ただのクラブやん、
途中放棄したってええやん長い人生。

ほんまに辞めるって言いだしたら
顧問と喧嘩する覚悟ではいたよ。

でも「しんどいしんどい」はゆうてても
「いまは辞めへん」ゆうて頑張ってた。

体力的にも精神的にも疲れ果て、
学校まで歩くのも嫌な中2を
とーちゃんは何回
車で学校まで送って行ったかいね。


そんなこんなで7月後半。
市内4中学が一緒に出る演奏会がありました。

どの中学も来月に控えたコンクールの
自由曲課題曲を演奏します。

この頃には中2もしんどいことのいろいろにも慣れたようで、
それでもやっぱり時々アカンくなってはいたけど、
腹はくくったようでした。

さーて!!
今年の○中はどうかしらね。

ゆうても
お姉ちゃん(高3)がいた時ほど上手ないって。
あの「アルプスの詩」が○中史上最高やって。

なーんて根拠のないことを考えながら
中2含むA組メンバーの演奏が始まる。

課題曲、
出だし1音のアンサンブルのクリアさに
miyanさんはひっくり返った。
「なんじゃこれ!!」。

自由曲、
「これほんまに中学生か!?」って思った。

めっちゃ上手い!!
高3の時も上手かったけど、
雑なとこや勢いで飛ばしてるとこがあったのは記憶してる。

それがない。
精密。
個人のソロ含め全体的にもまとめあげられた演奏。

miyanさんは分かった。

1年から厳しい顧問に付いて2回コンクールにも出て、
(中学生的に)経験豊かで上手い3年がこんだけいて演奏もまとめられて、

毎年毎年「目指せ関西出場!!」とはゆうてても、
今年は更に更に関西に近いんじゃないのか!?と
顧問も3年も必死なはずや。

そりゃ中2も怒られるはずや。
こんだけ関西に近いとこにいるんやから!!

知らない曲なのにグングン引き込まれる演奏でした。
miyanさんにも関西への希望がどんどん高まって行きました。

一緒に来てたとーちゃんにもおかんにも
「これ絶対行ける!!行けるって関西!!」。


課題曲はマーチ。
自由曲は↓↓↓。



難しい曲を自由曲に持ってこれば
それだけで評価が高くなるとはゆうけれど、
よーこんな曲を中学生が吹けるもんやなと・・。

ちなみにゆうと、
曲名は「しなとのじゃくそう」と読みます。

大人も読めんなw


その演奏会が終わって、
中2帰宅。

「めっちゃ上手かったで!!
 これ関西行けるぞ!!
 すごいなアンタら!!」。

「そうやろおお♪
 うなたんも吹いててめっちゃ楽しかったもん!!」

「全体すごかったけどな、
 ホルン的には最初の方でみんな静かになった時に
 ホルン1本がパーンって鳴らしてるのん、
 あれすごいぞ!!
 あの絶妙なタイミングとかピッチとか!!
 かーちゃん引っくり返ったぞ!!」

「あれヨシコ先輩やねん!!
 しかもハイCやで!!
 さすが京都1位やろお!!」

「あれはすごい!!」

「けどなぁヨシコ先輩、
 最近夜中に急に吐き気してトイレで吐くこと多いねんて・・
 練習ん時もめっちゃ顔色悪い時あるしなぁ・・」

中学生やのに・・
まだ子どもやんに・・
夜中に吐かなあかんほどのストレスとプレッシャー・・。

「しんどいのはアンタだけとちゃうんやな」

「うん・・
 うなたん頑張るわ!!」。

その後二人で笑った話。

「あれがホルン1本って分かったん、
 あの会場やったらかーちゃんだけちゃうか?? 
 さすがやな♪」。

miyanさんだけゆうことはないやろけど、
まぁ、
かーちゃんも一応ホルン吹きやさかいな。

あ、
こん時はどの曲も全く聴いたりしてなかったのよ。

(ちなみに上の動画0:24のとこのことね)


その演奏会が終われば気持ち的にグッと府大会が近づきます。
中2がカウントダウンを始めます。
「あと1週間とちょっとしかない!!」
「あと1週間になってもた!!」。

月影が終わったよ。
「あと○日・・」
「うわあああ!!
 もう明後日なんですけど!!」。

頭の中の日めくりカレンダーをめくりながら、
家族一丸となって府大会へ向かっていきました。

miyanさんはメシを中心とした健康管理。
ICレコーダーには課題曲自由曲を取り込んで聴き込み、
気持ちを高めていきました。

泣けるんだわコレが。
科戸の後半の盛り上がりとか最後のホルンのソリとか。
夜中酒飲みながら聴いて何度泣いたか知れん。

前日の晩メシはコンクール前夜恒例のカツ丼。
夕勤があったので20時過ぎから当日昼の弁当のサンドイッチ作り。

「みほちゃんがなー、
 去年のコンクールの時も春の定演の時も
 うなぼんのサンドイッチおいしそー!!
 パン屋さんのんみたい!!ってゆうてたでー♪」。

そーりゃ頑張っておいしいのん作らんなな!!


さて!!
いよいよ明日が府大会!!

関西!!
連れてってくれ!!

miyanさんが高校生の時に夢見た関西。
高3が中3の時、
もう少しで手が届きそうで届かなかった関西。

今年こそ!!
頼む!!
連れてってくれ!!







このまま続きで全部打とうと思ってたんですけど・・
かーなり絶対的に無理ですね・・。

続きは次回、
戦い本番の熱い日々たちを。



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